お久しぶりです。
今年も残るところ20日余りとなりました。
この村長日記も、ほこりをかぶった状態ですが、私は元気に過ごしています。
先日、ブス会*「The VOICE」も無事に終幕いたしました。
本年の舞台はすべて終わりました。
年内のスケジュール、真っ白けです。おい。なにか舞い込め!!
というわけで少し早いのですが、今年の振り返りでもしてみようかな。
と思いたったわけでございます。
私の観劇の記録から、私の心に残った作品を考えようかとか思いましたけど、それもどうかと思いますし、どうしたって年始のものなんか記憶が薄れていますからね。
年始は2年前にデビューしたスノボに数回いってますね。
でも、腰に本当によくないな~と思って今年はどうしようかなぁと思ってます。いや、楽しいんですけどね、下手は下手なりに少しずつ上達しますし、雪山に行くという習慣が今までなかったので、寒さが本当に苦手な私がポジティブに寒い中いられるっていうのはとてもいいことだと思うしねぇ・・・ただ、怪我を絶対にしないっていう鉄の意志でやってるからずっと怖いんですよ。
怪我していいと思ってやってる人なんかいないのはわかってるんですけど、
人に迷惑をかけるかもしれない怖さ。そして腰への負担。1シーズン1回でいいかな。
少しずつやらせてもらってる吹替の仕事も、難しさがわかるようになってきたというか、若いころの苦手意識がなくなってきました。
でも若いころに感じていたことも決して間違いではないと思うので、自分の中で注意しながら表現できるようになりたいと思っています。
まだ発表できない作品で面白いの控えてるので、お楽しみに!!
夏にやったJr.5「白が染まる」殺人犯という初めての役どころでした。しかも、私の役はずっと揺れている役で多面性みたいなものの表現を、考えていました。
久しぶりの下北沢はやっぱり大好きで、駅前劇場で共演者と過ごす時間は本当に楽しかったです。
共演した中でもまっぴー(紺野まひるさん)、(高野)志穂ちゃん、しずちゃんと、仲良し4人組をやることができて丸っ切り出自が違うから、搭載してるエンジンの違いみたいなものがすごく面白くて、いい経験でした。しずちゃんは先日婚約を発表して、しかも佐藤達さんと!!びっくりしたと同時に本当にうれしくて、穏やかな二人が末永く幸せに過ごせますように・・と願っています。
そうこうしてたらもうブス会*の稽古に入るのですが、
まぁ・・これはいろんな意味で勉強になりました。
今までの自分の経験値を試されているような現場だったし、
新劇畑でエチュードへの苦手意識がある私はそれとの闘いもあったし→この苦手意識を持っている意味はないということは気づけたし意外と大丈夫だぞ!とやっと思えてきた。
高野ゆらこ、異儀田夏葉、天羽尚吾、古澤裕介、金子清文、という素晴らしい共演者たちの正当な評価とか、意見とかで自分自身にもたくさんの発見がありました。ありがとうございます。
「The VOICE」では作品を作るにあたりリスペクトトレーニングをしました。私は初めての経験だったので、非常に勉強になったところがありました。
・「合理的かどうか」で判断する。
・主語は「私は」にする。
・人の話はさえぎらない
とか、少しでも具体的な判断基準みたいなものとか、実践しやすいものが指針としてあるだけで感情に走らないブレーキになるな。と思いました。
・時間とお金と評価がないところにハラスメントは発生しやすい
という教えもありました。
まさに小劇場じゃーん!とみんなその時は笑っていましたが、やはり現場では数々のイレギュラーがあり、穏やかでいられない時間があったのも事実です。
終えてみておもったのは
・相手の状況・労力を慮る。
・相手に感謝する(伝わるように)
・相手も自分も評価する。
・やってほしいことは「きちんとお願いする」
っていう基本的なことが、できれば気持ちよく仕事できるんだなと思いました。
これって家庭内でも、どの職場でも当てはまることだと思うんです。
改めて学んだことなので今後の生活に活かしまくって、気持ちよく生きていこうと思います。
来年前半は、忙しくなる予定なので、今月、ずっとずっと行きたかった場所に行ってきます。
熊野です。
今回はレンタカーを借りず、公共交通機関で行ってきます。
節約旅行で一人旅。3年前のスペインポルトガルの一人旅を思い出します。
来年の飛躍をお願いしてきます!
2022年に感じたことなど振り返ってみました。
おそらく、村長日記は今年最後の更新になると思います。
本年も応援していただき本当にありがとうございました。
2023年も、引き続きよろしくお願いいたします。
罍陽子
~おまけ~
今年観た舞台一覧を1月~順に
モダンスイマーズ「だからビリーは東京で」
トローチ「あいついつまでもやってる」
青年座「ある王妃の死」
関西演劇祭くによし組「眠る女とその周辺について」
青年座「横浜短編ホテル」
コットーネ「サヨナフ」
MONO「悪いのは私じゃない」
円企画「PILLOW MAN」
梅芸「サロメ奇譚」
練馬児童劇団「わが星」
加藤啓アワー
東京マハロ「あの日の私をはだかにして」
艶ポリス「飛んでる最高」
「命、ギガ長ス」
テアトルエコー「ママごと」
ゴツプロ「12人の怒れる男」
二十歳の国「マジック」
小松台東「シャンドレ」
新国「貴婦人の来訪」
トムプロジェクト「無言のまにまに」
「しのはち覚悟2022」
道学先生「梶山太郎氏の憂鬱と微笑」
「フジコヘミングピアノコンサート」
ONEOR8「連結の子」
ゴツプロ×小松台東「山笑う」
リブレセンプロデュース「ママはダンシングクゥイーン」
可愛いコンビニ店員飯田さん「とりあって」
projectNyx「青ひげ公の城」
大人計画「阿修羅のごとく」
ペテカン「ピアニッシモ」
練馬児童劇団「サウンドオブミュージック」
「リップカレント」
ガレキの太鼓「没入すると怖いよね愛の略で没愛」
グットディスタンス「仮説に、ゆれる」
道学先生「バリカンとダイヤ」
可児市ala Collection「百日紅、午後四時」
ONEOR8「千一夜」
殿様ランチ「うわつら」
ユトサトリ。祭2- くによし組「世話山さんの恋人」(ゼロコ「ある男の1日」ユトサトリ「群馬・改」)
以下年内予定
レプロエンタテインメント「すべての人類が家にいる」
ツケヤキバ「ぬるま湯のあとさき」
桟敷童子「老いた蛙は海を目指す」